マラソン。

f:id:checkitoutdoor:20200409225832j:plain

ホンマに海は危ないと実感した瞬間

隠岐の島には、今年で15回目になるマラソン大会"ウルトラマラソン"がある。
非常に人気のあるイベントで全国から"マラソン大好き小池さん"如くたくさんのエントリーがある。
マラトンからアテネまで勝利の報告をした2020年以上前からあると言われているフルマラソン。それを超える50kmの部と、どう考えても頭おかしいでしょ?の100kmの部がある。隠岐に来て1ヶ月も経たない頃、その存在を知りエントリーした。それは応援だけで終わった"泉州ラソン"のケジメをつけるためだった。

 

 

つまりわたくし、50km走ります。(実は...が後にあります。)

 

 

もともとスポーツは好きで、陸上から始まり、バスケ、ブレイクダンス、フットサル、ロードレーサーボルダリングと手広くチャレンジしてきた。

 

ケジメについて伝えたい。
いや、明かしたい。

 

ラソンもずっとチャレンジしたいと思い、数年前 南大阪の"泉州ラソン"に応募し、着実に練習を重ねていた。

 

 

しかし、応募当選直後、友人から結婚式の案内状が届いた。それが何と"泉州ラソン"前日。
大学時代に親しくした友人なので、性格上「とことん付き合うぞ」と心に決め、且つ、その翌日が人生初のマラソンであることは忘れないでおこうと、寿で埋め尽くした返事を書いた。

 

結婚式当日、もちろん「翌日マラソンなんで・・・」なんて弱気なこと言わず、大阪魂の元を取る気持ちと、祝いたい気持ちとが連なって、ガンガン飲む。二次会が終り主賓の地元の友達グループの会にも顔を出す。気づけば (もはや気付いていないが) 明け方であった。せめてスタート時間まで寝ようとできるだけ早い電車に乗り、実家で疲れを癒す。目を覚ますと、時計は昼12時を過ぎていた。

 

「もう手遅れやん。」(大阪弁)

 

当時から、仲良くしてくれている地元の友人がいる。
また私の両親は、なぜか陸上好きで泉州ラソンは生で見に行く。
選手が走るのは通称"旧26(きゅうにいろく)"。私の友人は、ありがたいことに走ってくるワタシを手作り横断幕を持って待ち構えてくれていた(...らしい)。その横にたまたま立った我が両親。

 

友「こんちは!ちからは?」

親「え?家で寝てるで。」

(・∀・;)(・∀・;)(・∀・;)(・∀・;)

 

 

 

誠に申し訳ありません。いえ、ございません(_ _)

慌てて現場に駆けつけ、お詫びを申し上げた。
書道家で空手家のトミーくんが書いてくれた横断幕は一生捨てれない。皆がその傍にコメントも書いてくれいる。

 

その横断幕をチカラに今年こそ張り切ってやろうと、50kmのため週に2回以上は10km以上を走り込みトレーニングを積み重ね、平地なら5min/km前後で走れるぐらいに仕上がってきた。

 

しかし... ここからやっと実は...です。

f:id:checkitoutdoor:20200415212821j:plain

コロナの感染防止対策で、ウルトラマラソンは実質中止の1年延期となった。
健全な対応だと思う。一旦、エントリー費用も返金してくださるようだ。
当然の対応に安堵する。
ここ隠岐の島は、ある種常時隔離病棟であり「出ていないから云々」は逆を返せば「出たら手遅れ」である。

 

「来年こそはフルマラソンを克服する。」

 

そう心に誓った。

 

 

 

ところで、
消毒液の代わりにアルコール高濃度の酒使用認める 厚労省
これって何? 全く理解できない。皆さんどう思います?