好きこそものの○○なれ。
さて皆さん。
タイトルの○○に入る言葉なにかわかりますか?
分かった人は素晴らしい。良い教養をお持ちです。
少し疑問を持ったので、このタイトルにしました。
正解は「好きこそものの上手なれ。」です。
(私は正しい諺に自信がなかったので調べました)
ただ、本当にそうでしょうか。
逆なのでは?と思えるのです。
たとえば、幼稚園の運動会。
かけっこでいつもビリの子が、走るのが大好き!って言ってるのは想像しにくいです。
おうちの人も「チカラなりによく頑張ったね」と、今回の努力は認めてあげれても、親として競争心をゼロにするのは難しいことなのではないかと、思えるのです。
やはり心のどこかで、我が子が1等でゴールテープを切る瞬間を見たいと思ってしまうのではないかと、想像するのです。
自身の子どもを持ったことがないので想像の域を超えませんが、そんな気がしてなりません。
その小さな優越の差は、のちの大きな優越の差に発展するようにも思います。
ここでいう小さな優越の差は「他己評価」で、大きな優越の差は「自己評価」です。
つまり集団に入って自我を認識し始めたころに、他人と競いあうのは、リスクがあるんだと思います。
たまたまその幼稚園の同じ年の、その集団の中で足が速かったから、かけっこが好き、走るのが好き、陸上が好き、そういう風に思いは成長するのだと思います。月齢も影響するでしょう。
もちろん、そうじゃない子もいるとは思います。負けず嫌いで、なにクソと思って練習する子も、そう伝えて一緒に練習する親御さんもいるでしょう。
どっちですか?と問うてみたときに、前者の方が多いような気がします。
それ故に、ある時期のある小学校ではせーの!でゴールする徒競走が行われたとか。
教育に、正しいも間違いもないと思っています。
それは"いつを結果とするか"の答えがないからです。
だから面白いとも言えます。
生まれた子どもに取扱説明書はないのです。
ただ大切なのは、
今生きているという時間が、
誰にとっても
なにより
かけがえなのない時間
であるということです。
ところで、
あなたが好きなことはことはなんですか?