まつげ。

我が家で一番長いまつげ

出会い→同棲→結婚→出産→育児と

だいたい5年ぐらいはかけてすることを

この1年半で一気に突っ走り

その合間に

地域おこし協力隊の任期が終わり

16年振りに教員を勤め

新しくバイトを始め

webライターとしていっちょがみし
(本ブログの下部にリンクあり)

植松さんを呼ぶイベントを開催し・・・

 

と、振り返ると昨年度は凝縮された1年だったなと思う今日このごろ。

 

そんな中、ずっとやりたかった企画も実行することができました。

DIYスツール企画

 

やりたかったワケは、

隠岐に来たのも含め、人生の転機のすべてといっても過言ではない

ワークショップだっただからです。

 

● ● ●

 

2014年9月20日、友人に

「知り合いが企画しているイベントに主税が興味ありそうやから」

と声をかけてもらい一緒に参加しました。

廃パレットから椅子へ

場所は大阪市内。

とある小さなビルを一棟買いされた

セキュリティ機器販売会社の社長S氏が

ビルを盛り上げたいと裏庭を活用し

参加者とともに廃パレット(フォークリフトで荷物を運ぶ時の台)を

椅子に再利用するという企画でした。

バールでばらし、鋸でカット、釘と要所にはビスを使用し、組み立てました。

参加費は確か3,000円。

作ったスツールは持って帰ることはできないのに。

しかし、人の出会いがあり、

期待に満ち溢れる空間にワクワクし、

改装中のビルの壁にサポーターとして名前を載せていただき、

3,000円どころじゃない楽しみを味わうことができました。

この時、講師の家具職人に筋がいいねーと褒められたことを覚えています。

 

そしてこのあとも、幾度がイベントが行われました。

なぞのバナナパーティ。Septemberで乱舞。

ここで繋がったお知り合いの

その後の飛躍に感化されたのが

隠岐に来たきっかけだと思います。

 

家具製作をしているS氏は

東京に進出。元SM○PのKさんの番組で

作った椅子を取り上げられ、

東京店、大阪本社、淡路島工房、横浜オフィス

と現在は4拠点で活躍中。

 

住宅販売会社で働かれていた○氏は

パリで芸術家として現在大活躍。

 

人材派遣会社で働いていたA氏は

アートを売り出す会社を立ち上げ

情熱大陸」に出演。

さらにサンジャポのゲストにも。

 

今となっては、

とても足元にも及ばない人たち。

でも、その当時はみな同じような環境でした。

 

人の気持ちを前向きにしててくれる集まり。

こういうことがいずれ自分でもできたらいいなと

心の中でずっと思っていました。

 

そんなときに

「京見屋分店の改築に伴いスツールがいる」

と友人の大工から情報を得て、開催の運びとなりました。

 

自分を変えてくれたワークショップには

まだまだ届きませんが、

初心者の方も楽しんでくれ、

またなんかしたいなぁーと思ったとこです。

 

 

実は...

このきっかけとなったビルでのワークショップに

講師として来られた家具職人は

「家具職人になりたいんです。弟子にしてください!!」

と21歳の時、門を叩きに行った方でした。

その時は「甘くみんなよ」と叱責され、

あっさり諦めたのでした。

出会いとは不思議なものです。

 

 


 

家にあった端材でちゃちゃっと額を作り

先日撮ってもらった写真を飾りました。

デザインで隅に三角を施したわけではなく、

尺が足らなかったので、こうなりました。

世の中、結果オーライ。

我が家の玄関の彩り
昨年度書いた2本の記事もぜひ。

www.e-oki.net

www.e-oki.net

成長。

もうかれこれ1年ほど、ブログを更新していませんでした。

たくさんの方に読んでいただいていたので申し訳ない気持ちと、
そういうマイペースなブログでいいのかなという思いが相まっています。

文章力が極端に落ちている気がします。が、温かく見守ってやってください。

 

最近、立ち止まって考えることが多くなりました。

「自分はいったい何がしたいのか」

「自分はいったい何が得意なのか」

「自分はいったい何が好きなのか」

 

そんなことを考えるのは昔から

一つのことに没頭できる職人に

ほのかな憧れがあることが背景にあります。

(憧れがある割に飽き性で、よそ見ばっかしているのは否めません。)

 

しかし、毎回行き着く答えは、

得意・不得意は関係なく

一つでなくても

没頭できなくても

楽しく生きていればそれでいいじゃない

です。

(そう答えを導くと自分を肯定している感じがして落ち着くとも言えます。)

 

では、「楽しく生きる」とは何なのか、

辞書によると「楽しい」とは

気持ちよく明るい気分。のびのびと満ち足りた気持ち。

だそう。

 

「生きる」の意味は、一言で表せないでしょうから、

楽しいと感じる日々を送っていれば

楽しく生きるということとしましょう。

 

ボクが、強くそう感じるときは、

新しいことをやったとき

できなかったことが、できたとき

です。

 

そして最近、自分では新しいことを全然できていません。

できなかったことは、できないままです。

つまり全然、楽しく生きれいないという評価になります。

 

正確には、新しいことはゼロではありません。

(例えばGASというプログラミング言語を少し使えるようになったとか、初めて網を木材に固定してみたとか)

しかし、以前ほどワクワクしないのです。

 

もっと新しいことに手を出さないと楽しく生きれない。そう感じ始めています。

 

新天地で頑張ろうと移住して早3年半。

結婚し、子どもも授かり、人生としては新しいステージに立っています。

 

さて、何を何から始めようかな。


あっという間に、子どもは7か月になりました。

そして入籍して1年になりました。

その記念にKAVUのリンクコーデデビュー。

誤解のないように添えておくと、
妻子といるときは、楽しく生きていると感じています。

その様子がわかる写真がこちら↓↓↓

 

Photo by 中尾謙作

 

七曜表。

ずっとやりたかったことを試してみます。

それは、隠岐のイベント集約です。

 

隠岐の島町では、

地区で行われる伝統的なお祭りが多々あり、

コロナ禍で延期や中止になることが多いものの、地域が主催で行われるイベント、

活動的な方が中心となり任意団体などと連携して催されるイベントなど、

年中たくさんの催し物がそこら中で開催されています。

 

開催にかかわると痛感するのが、イベント周知の難しさ。

こんなに小さな島なのに、です。

噂はあっという間(特にマダムの噂はSNS以上らしい...)に広がりますが、

イベントは中々ターゲットに行き届きません。

 

周知に苦労し、なんとか多くの方に情報をお届けできたとしても、

直前になって「他のイベントとカブってるΣ(゚Д゚)!!!」なんてことも。

 

役場や公民館、旅行会社などたくさんが

各々で素敵な情報をホームページに投稿されていますが、

それが一つにまとまったものは(たぶん)ありません。

 

ということで、こんなの作ってみました。

 

 

メンテナンスが非常に簡単で、

Googleアカウントさえあれば共同オーナーとして追加・編集も可能です。

さらに、スマホのカレンダーアプリへの登録もできます。

 

「これいいね!」ってことなら、

本格的に動き出すことを考えてますので、

ご意見があれば、ぜひコメントお願いします。

 


 

あ、そういえば、先日入籍しました。

中途半端な笑顔ですんません。

ぜんぜんうまく撮れてない乳杉前の新婚



何でも平等。

ニュースで出た話題が引っかかりました。インタビューの話です。

 

「今日の晩ごはん何食べるか、ルーレットで決めるんです。」

 

そう、東京で働く二十代の女性グループ3人が記者の質問に答えていました。

 

誰かだけが悲しくならないように

誰かだけが楽しくならないように

誰かだけがおいてけぼりにならないように

 

そんな理由だと想像してみました。

 

いま、小学校で非常勤講師として働いていますが、

約20年前、大阪で40人の子どもを担任していた頃、

先輩の教員から聞き、衝撃を受けた話があります。

 

「ある時代、手をつないでゴールする徒競走があったんやで。」

 

徒競走とは、そもそも足の速さを競う、言わば"かけっこ"。

これに"手をつないで一緒にゴールする"というルールを学校がつける時代があったらしい。

 

???

 

その理由は「優劣をつけることが悪とされた」かららしいです。

つまり一緒にゴールするのが「平等」だと。

 

ニュースでインタビューを受けていた、今の時代を真面目に生きている二十代女性たちは、

相手を気遣い、傷つけないように生きているし、

自分を気遣い、傷つかないように生きている、

だと思います。

一緒に並んで走りたいんです。

 

良いように聞こえますが、ここに違和感を感じます。

傷つかないのがいいのか、という疑問です。

 

話が少し飛びますが、新型コロナウィルスで世界はわちゃわちゃしています。

でもワクチンが出来たおかげで少し落ち着きを取り戻しました。

 

ワクチン接種は、少し自分を傷つける行為です。

人間は傷つけば"自然治癒力"と称される「生きる力」を持っています。

そういう活動を税金を投じ公的に作るわけです。

 

 

思考のレベルでは、平等でも、

生死のレベルでは、平等は唱えられません。

 

「多様性」という概念が当たり前になり、

「平等」という言葉が取り沙汰されているようです。

 

この相反するような、

共存が難しそうな、

でもうまく言葉としては並べられる、

この二言をどう形にするか。

 

いま社会を担っている私たちにかかっているような気がします。

 

どうすればいいのか、悩み楽しみたい。

そんな9月の夜です。

デザインとアート。

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1907年に建てられた登録有形文化財浜寺公園駅

わけあって大阪に帰省していました。
電車に乗る必要があったので、せっかくならと、
阪堺電車(いわゆるチンチン電車。通称:チン電。)に久々に乗り、
終点の浜寺公園に向かいました。

大阪に36年住んでいたので、
ある程度のメジャーなことは知っているつもりでしたが、
そこで新事実に出会います。
チン電の南側終点は浜寺公園の前に停まるわけですが、その駅名は

 

浜寺公園駅前駅」

 

駅に「〇〇駅前」と名付けるとは、なかなかシュール。

で、ここから南海電車に乗り換えるのですが、
駅の様子が様変わりしていることに驚きました。

木造で味のある駅舎が閉じられ、新しく生まれ変わっていました。
写真は、新駅舎の横にひっそりと建つ旧駅舎。

調べてみると2016年には、使用を終了しているようでした。
通過駅のため知らなかったのか、
はたまた、およそ6年前には知り得たが、忘れていたのか。

子どもの頃よく利用していて、単に愛着があっただけでなく
ずっと建物に古き良さを感じており、
いずれにせよ、現在は哀愁を帯びていました。

 


 

大阪に滞在中ケーブルテレビで、興味深い番組が放送されていました。
大阪が世界に誇る建築家安藤忠雄さんが「こどもの本の森」という建物を、
中之島に建てたということを紹介する番組です。

安藤建築らしく、
緻密に計算された視界の誘導、
コンクリート打ちっぱなしの外観、
遊び心あふれる内装に壁一面の本、
とてもワクワクする建物です。

そんな建物、安藤忠雄の提案のもと、実は全額寄附で出来ているそうです。
運営費は公募の寄附、建物と設計はなんと安藤忠雄さんの寄附。

ご自身は2度も癌を経験し、重要な臓器を摘出して....と、
この状況だけ聞くと、自分が生きることでやっとのことだ、
と想像してしまいます。

しかし、彼は80歳になった今も人を魅了する設計をし、そして
大枚をはたき、地元大阪市に「こども本の森」を寄贈したのです。

実はこれまであまり、安藤忠雄さんのことを知りませんでした。
淡路島にあるホテル淡路夢舞台や、住吉の長屋など
少し建築には興味があるので、
建てたもののことは、知っていはいましたが、
その番組のおかげでガラっと印象が変わりました。
で、さっそく買った絵本です。

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子ども向けにつくられていますが、
大人にもぜひ読んでもらいたい一冊。

「やくわりばかり かんがえて たてものを
 つくっていたら どうなるとおもう?」

そんな問いかけに、ぐぐっと惹き込まれます。

 

こども本の森安藤忠雄さんが宛てたメッセージからは
強さと優しさが滲み出ます。

安藤忠雄氏メッセージ

 

先日出会った書籍「考えの整頓」の中で、

デザインとは「よりよく生きるための方法」であり
アートとは「なぜ生きるのか」ということ自体から考えることである

と著者の佐藤雅彦さんは説明されていました。

建築とは、その両方を最も身近に感じ、
考えさせられるものなのかも知れません。


このコロナ禍であり、「こども本の森」の入館には予約が必要となっていました。
2年前の日常のように、人の行動に制限のない世の中が取り戻せたら、
ぜひ足を運びたいです。

多様性。

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アイスは冷たく笑う。

過激な表現をしてしまっています。気を悪くされる方もおられるかも知れません。
考え方として偏っているとは思いますが、ひとりの考え方として受け止めていただければと思います。
ご理解いただいた上で、読んでいただけると幸いです。

 


 

東京オリンピック2020が終わり、パラリンピックも閉会を迎えました。

コロナ禍において開催を懸念していた国民が多い中でしたが、メダルを獲得した日本人選手、つまり地球人口78億5000万人中の3人に入った人が、とても多かったです。

日本人として誇らしく、やる価値があったと思えました。選手はもちろん関わった方多くの方々、感動をありがとうございました。

 

ただ私にとって、引っかかることがありました。それは「多様性」という言葉です。

 

なぜパラリンピックが多様性の象徴のようになるのか、腑に落ちないところがあるのです。

多様性とは、

幅広く性質の異なる群が存在すること。

です。この言葉で説明すると、オリンピックとパラリンピックが多様性と言いながら、別々に開催することに違和感を感じます。
(一緒にするのは、無理があるということも理解はしているつもりです。)

世界が一堂に会して行われるスポーツ競技大会の中に「オリンピック」と「パラリンピック」という分類を持つわけです。

 

多様性とは、そういうことなのでしょうか?

 

うまく言葉にできませんが、なんとか伝えたいです。
人間には「好き」「嫌い」の感情があります。

例えばいわゆる健常者同士で、目の前に、自分のことしか考えない、人付き合いが下手な同僚がいたとします。
多くの方が苦手意識を持って接するでしょう。

では、その人が実はアスペルガー症候群であったと知った場合、その後どう対応しますか?

「そうか。アスペルガー症候群だから、もっと広い心で接しないと」と、思ってしまってはいけないと思うんです。

分類をしたが故に、対応が変わるのは一人ひとりが互いを認め合う多様性とは、異なるように思うんです。

もっと本質的に、優しく思いやりを持って、"そもそも"接するべきなんだと思うんです。

 

世界や国や団体が区別したまとまりに左右されることなく、自分なりの考えと価値観で関わるべきなんだと思います。

時には、距離を置く気遣いもあるでしょう。
時には、拒絶する感情も有りでしょう。

 

そういうものすべてが"多様性"なんだと思うのです。

ただ、差別や侮辱をするのはまた違います。それは人格否定であり、自分の価値観の押し付けです。多様性を考え出すと、それすら"多様性"になってしまいそうです。

 

「多様性」という言葉をどう理解すべきか、まだ着地出来ていませんが、いろんな方の考えを聞いて、ゆっくりと自分なりの答えに近づけていければいいなと思います。

 


 

頭がねじれそうな難しいことを書きましたが、私の「好き」が雑誌になりました。

「ころんでも ころんでも 一人で起っきできる強い子になってくれると・・・・・
おばあちゃんとっても安心なんだけどな」

漫画ドラえもんで、のび太のおばあちゃんが、まだメガネを掛けていない幼いのび太に対して発する言葉です。これにのび太は、

「ぼくダルマになる やくそくするよ おばあちゃん」

そう告げて、目の前のことに向き合い始めます。

起き上がりこぼし(作品ではダルマ)を手にした藤子・F・不二雄が、ドラえもんを思いついた瞬間だと言われています。

「強いとは、優しいに似ている」そう思った瞬間でした。

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やはり、つくろう。

50年に1度
と言われる大雨が、この7日間で2度も降った隠岐の島。
有り難いことに、私の住む地区は大きな被害もなく、事なきを得そうです。

よって、お手伝いが必要な方は遠慮なく言ってください!
駆けつけます!ლ(ಠ_ಠ ლ)

 


さて、

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バキッといってしまった名刺入れ。

愛用していた名刺入れは、ずっと割れていました。

折れた当初、接着剤でくっつけようとしたものの、厚みが2mmほどしかなく敢え無く失敗。

気に入ってたので、捨てるのも気が進まず、割れた状態で数年使い続けていました。

よし!っと思い立ち、急遽作業の始まり。

 

布施でもらってきた硬さのある桑の木を、適度な大きさにカット。

2mmの厚みに切り出すのは、手作業では困難なため、ひたすらベルトサンダーで削ります。

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サンダーも木も熱を帯びまくって熱いのなんの。

 自分とサンダーに休憩を与えながら、1時間ほどかけて10mmぐらい削りました。

 

そのあと、

ああやって、

こうやって、

なんやして・・・

(の写真を全然撮ってません。笑)

 

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継ぎ目を斜めに切断し、接着面を大きくすることで、強度アップ。
バッチリ、元の形状に復元できました!!

(*´꒳`ノノ゙パチパチ

 

「なんか汚れが目立つな。
 汚れもヤスって、油塗り直そうかな。」
 と、この写真を改めて見て思う。。

 

ついでに、名刺自体もなくなったので、制作。

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どんなものかはお会いしたときのお楽しみ、ということで。
裏面や他にも、ちょっとした工夫を凝らしてます。
がんばったので、受け取ったら目一杯褒めてください。

 

やはり、作る繕うは楽しい!
なにか作る機会があれば、ぜひ声かけてくださいっ。

 

おまけのパン。
初めて(かな?)ハード系パンにも挑戦。
作り出してから、モルトパウダーなる材料が要ることが判明。
なんかとごまかしながら、形にしました。
まずくはないが、うまくもない。
ビミョー(,,꒪꒫꒪,,)

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