インドの旅1 ~ 伊丹-デリー ~

伊丹出発

国際線乗り継ぎ用の5番受付にてめっちゃ並ぶ。凡そ15分。保安検査場はさらに混み、時間が迫ってきたので優先してくれた。それでも間に合わなかった人が居たらしく、5分ほど遅れて離陸。飛行機から見える景色は、すべてが小さく、何もかもがちっぽけに思えてくる。そういえば飛行機に乗るのも久々だ。あべのハルカス大阪城公園でさえ手でつかめそう。トイストーリー4を無音声、日本語字幕で観る。それでも、やはり面白い。

 

日本時間9:30 成田着

第1ターミナルに到着したものの、海外用Wi-Fiは第2ターミナルでの受け取り。海外への乗り継ぎ口は、飛行機から降りたすぐのところにあったものの、搭乗口は「たぶん第2ターミナルだと思います」と係員。無料バスで第2へ。チケットに記載されてる搭乗口82は第2なのか、第1なのか、はたまた第3なのか。今のところ不明。11:30のフライトなので、ま、いっか。第2ターミナルで案内役のボランティアのおじさんに聞いてみる。定年を迎え空港への愛着を捨てきれない強者感が出ている。「ほぼ間違いなく第1ターミナルですね。」だと。さらに第1は広いので「サウスウィングの4階です。」と丁寧に説明してくれた。これは信用に値する。空港の係員は皆親切で無料のバス停までの案内を付き添ってくれたり、サウスウィングの4階なんて細かなところまで説明してくれる。わからない人からするとめっちゃありがたい。

バスで第1のチケットカウンターで搭乗口82はどこですか?と問う。「ちょっと確認しますね…(スマホで調べる)…第2ですね。」との受付カウンターのお姉さん。「…ん?」あれよあれよとあまり時間がなくなってきた。慌てて第1から第2へ戻る。保安検査場に着くも次は搭乗券を発行してもらわないといけないと100mほど先のCカウンターへ行かされる。そこからはAirIndia関係者の日本人が引率してくれ、保安検査場はクリア。通路を約10分ほど歩き、やっとこさ82番ゲートへ。11:30のフライトで着いたのは10:45。1時間15分も彷徨った。搭乗口に異常に係員がいる。国内線なら多くても4人ぐらいだと思うが、その倍はいる。これも国際線ならではなのか。「まだ時間いけますよね?小腹空いたんでちょっと軽食買っときたいんです。」と訊ねると、あと45分もあるのに「急いでください。」と、なぜだ。でも聞いといてよかった。慌てておにぎりを買い、搭乗まで漕ぎ着けた。機内に入るとまず出迎えたのは男性CA。そうなのか。綺麗なインド人女性を想像していたのに、インドはそうなのか。なんとなくスパイスの香りがする。座席は35J(窓側)。しかし男のCAさんに「ココ座れ」的なこと言われ、中程の前に席がない(つまりモニタがない)席に案内される。もちろんそこは35Jじゃない。何故か。わからない。これはつらいと思い、正規の席へ移動する。すると、なんと既に座っているではないか!!そうか、かなり適当なんだな、この人も「ココ座れ」的なこと言われたんだなと改めて感じ、通路側に落ち着く。ホッと一息ついていると、日本人女性が「そこ私の席ですけど…」と言いって近づいてきた。「いや、本当は僕もここじゃないんです。たぶん空いてるとこでいいんじゃないですか?」と伝え、前の席に誘導。改めてチケットを確認すると34J…35じゃないのっ!ま、えーとしょ✋のノリで、そこに居座ることにした。さぁ飛び立つぞ。モニタ横のUSBは差さらない。いや正確には差さるけどゆるゆるで反応なし。肝心な電極の爪が全て折れ曲がっている。

UnUSB

今から6時間半。起きれるだけ起きて、寝るとしよう。日本映画は「コンフィデンスマン」のみ。ただ今11:28。

気がつくと飛び立った。11:50。疲れからか、あっという間に20分寝てしまった。そして何故かモニタが使えなくなる。映画も音楽もない6.5時間の空の旅。Thank you.

 

日本時間12:50 機内食と映画

機内食が出てくる。よく聞く「Fish or Meet?」ではなく「Chicken or Fish?」チキンを選択。日本の機内食はどんなか知らんがちょっと貧しい給食のように見える。味は本場の味っぽい。本場の味をまだ知らないので”っぽい”とつけておく。暇つぶしに「i am sam」を観る。もちろん英語オンリー。字幕もなく全くわからんので、途中断念。続けてインドの映画「Missing」を英語字幕で鑑賞。これまた全くわからん。3歳の娘がホテルから誘拐された。この男女はおそらく不潔な関係。男には妻がいて、女の旦那はもういない。3歳の娘は女の連れ子。もしかしたら、未婚の男女が宿泊したらいけないのかも。(なんせ速すぎて字幕が読みきれない。)彼女は精神不安定で、いもしない娘が行方不明だと騒いでるのか。うん、わからん。

機内食は、やっぱりカレー。

 

日本時間18:30 機内にて

何故か外が暗く機内灯は消されたまま数時間が経った。なんかのアナウンスが流れるがヒンディ語と英語のため意味はわからない。すると灯りがつき、2度目の機内食と判明。確かに腹減った。サンドイッチとフルーツの軽食。あと3時間耐えれるかな。最後に「クリード2」。ロッキーの続編みたいなもんやったんやね。右の年下と思われる男子は「猿旅」をリピート。通路挟んで左のおばさまは「ピンポン」鑑賞中。飛行機を降りて、一旦喫煙。たまたま横に座ってた人が、同じ喫煙所に。声をかけるとアジアの海外旅行は3,40カ国目とのこと。でもインドは初のミスミさん。握手を交わし、またどこかで会えたらと別れた。ターミナル出る前のForeiger-Sticker Visaにてまためっちゃ並ぶ。15分じゃきかん。

2度目の機内食さすがにカレーではない。

 

次回はやっと気になるインドをお伝えします。