謝辞。
昨日、隠岐の島には"島前"と"島後"があるとご説明した。それ自体に間違いはないのだが、実はこれ、
"どうぜん" と "どうご" と読む。
誤った記載をしてしまい、お詫び申したい。
ダジャレのつもりはないが、なんの疑いもなく読めば、当然"島前"は"とうぜん"であり、"島後"は"とうご"である。
折角なので、少し調べてみることにした。
元々は山陰道という道が670年ごろに存在しており、その道を境に"道前"、"道後"と表記していた。それがいつからか"島"とゆう漢字に置き換えられたが、呼び方の"どう"は残った、そういうことのようだ。
"東海林"を"しょうじ"と言ったり、"九十九"を"つくも"と言ったり、"目"を"さがん"と言ったり、日本語は難しい。が、まだ「とうかいりん」、「くじゅうく」、「め」と口にすると違和感を覚えて間違いを正すに容易いが、「とうぜん」、「とうご」はそれすらスルーしてしまう。ネット上でも、時折間違いが見受けられるので、お間違いなきようご注意いただきたい。
改めて口に出して読んでいただきたい。
当然"島前"は"どうぜん"である。
「人生これから」の