再開。

謝罪ブログから1ヶ月が経ちました。
色々、思い巡らせてブログを再開できる構えが備わったように思っています。「まだ早い」と感じられるかも知れませんが、"隠岐の島"という魅力ある離島を少しでも多くの人に知っていただくべく、心を入れ替え書き連ねてまいります。どうかご容赦、ご支援ください。

 

隠岐の島にきて1ヶ月半。たくさんの方と出会う機会を頂いた。NPOを目指す隠岐塾の方々、キャンプ好きの集まり、島前の諸先輩方(詳しくは未来を変えた島の学校、またはこの番組で)隠岐の島で偉大な勢力を魅せる京見屋分店、その他水産高校以外の先生方など50人は優に超えている。どなたも何だか朗らかでいて壁がなく、芯を持っている。そういう印象を受ける。何となく大阪人のこだわりとして方言は維持したいが、早く心から馴染みたいと思う。ただ申し訳ないが名前が覚えきれない。

 

話は変わり昨日2/22は、島根県が条例で定めた「竹島の日」。
大阪で育ったが島根県に本籍があり、また過去の関係から鳥取県のにもゆかりがあり、島根は左、鳥取は右、それぐらいは分かる。しかし、いざ竹島となると"領土問題"というワードが出てくるだけで、何も知らない。

そんな中、「竹島の日」に中学生が竹島について発表するという情報を得たので、拝聴しに伺った。隠岐の島町図書館。この図書館は、棚の高さに通路の広さ、よく出来ている。その研修室で中学生が竹島についての思いを大人に伝えた。

 

まず驚いたのが、前向きさ。
「休みの日に、図書館で大人に向けて話をしてほしい。」こう言われて、
「はい、わかりました」と言える中学生が全国に何人いるか。

次に驚いたのが、知識の量。
竹島は歴史の流れの中で一度、教育の舞台から降りている。そのため、根っからの隠岐の島の人でさえ詳しいことはほとんど知らない。しかし12年前から始まった竹島についての教育をきっかけに、彼ら中学生は深く学びたいと思うようになってきている。

さらに驚いたのが、思いの強さ。
一番印象に残ったのは、質問に対する回答。
自分の意見をきちんと持って、思い巡らしながら回答する姿。事前準備なしの突然の質問に戸惑うことなく意見を述べる。とてつもなくすごい。
「大切なのは互いの教育の違いを受け入れ、寄り添った話し合いが必要だ。」と口を揃え、彼らは言う。これは中学生の口から出る言葉でなく、もはや専門家と称していいのではないか。彼らに「竹島発信大使」なんていう地位を与えるべきではないかと思う。

 

中学生が竹島について発表するということに興味を持って足を運んだが、竹島に興味を持ち、歴史を知りたいと思った。いや、思わされた。

 

 

最後に小ネタを写真で紹介。
どちらもなかなか完成度が上がらない隠岐の島で始めた趣味。

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これ実は手作りです。

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これさっき撮影した一枚です。